テレビ番組「秘密のケンミンショー」で、その存在を世に知らしめた「会津カレー焼きそば」である。それまで僕は、その存在をまったく認識していなかった。何軒か入った食堂のメニューにも「カレー焼きそば」の文字を見た覚えはなかった。
放送後、ブレークしたように思ったが、以来あまり耳にすることはなかった。今回、湯川村の道の駅の売店で売っているという情報を入手、早速ではないが、たまたま近くを通りかかったので、一箱、購入した。お値段は980円だった。2食入りで、この価格・・・。
パッケージには「会津に住む30代以上の人にとっては、まさに青春の味」と謳われている。もしそれが本当なら、僕は大切な青春の1ページを逃したことになるのではないか。いまさら青春時代には戻れないが、もし食することによって欠落した青春時代の穴を埋めることができるのならば、これ幸いである。
こんなことを考えるのは加齢(カレー)による影響だろうか?ここで笑わないと、あと、笑うところありません←知っている人は知っている(笑)
というわけで、これがカレー焼きそばである。パッケージの中身は、太麺の焼きそばとレトルトカレー。焼きそばは普通のソース焼きそばのようにキャベツ、ニンジン、豚肉を炒めて作る。仕上げは添付品のソースを絡めれば完成。カレーは熱湯であたためるだけである。
焼きそばの上にカレーをかけるだけで、青春の味となるのである。ではいただきます!
これは・・・僕のリクエストなのだが、焼きそばの麺は、もう少し細くてもいいと思う。現状はうどんに近いものがある。これは好みなので良い悪いではない。これが好きな人もいるだろう。
麺が細ければカレーが、さらに絡まって、僕の口には合うかな。青春時代の、いろんな奴らとの絡みは、いま思えば人生における人間関係の礎である。味は良いだけに、そこが残念である。青春時代の1ページは埋まらなかった・・・。