「あらい食堂」は福島市荒井にある。店名はそこから取ったことは火を見るよりも明かである(笑) きっとお店の人も地元出身なのだろう。店舗は自宅を兼ねているようだ。創業は聞いてはいないが30〜40年か?ご夫婦と息子さんとおぼしき方が、一生懸命気持ちを込めて作っている、そんな姿がひしひしと伝わってくる。出前もしていて、それはお母さんの仕事。昼前から注文の電話が複数回鳴っていた。
店内はこんな感じ。椅子席と小上がりがあり、12時過ぎ、混んでいると相席になる。客層は地元の方が多いようだ。これまでに10回くらい入ったが、時間帯は11時半頃だと余裕で座れる。お昼近くになると駐車場もすぐに満車状態に。
いちばん人気は半チャンラーメンか。
お母さんにカツ丼をたのむと「カツどんぶり一丁ね」と云う。ここでは「かつどん」ではなく「かつどんぶり」なのである。煮込みにするかソースにするかは、そのときの気分でいいだろう。いっぺんに両方は無理だから、今日が煮込みなら次回はソースにすればいいだけである。
つい先日、野菜炒め定食を食べたのだが、気になることがひとつ。厨房の中には息子さんしかいなかったように見えた。たまたまだったのかどうかはわからないけれど、何でも無ければいいのだが。