先日、南会津にて「オリンパスOM-D E-M1markU」と「ペンタックス645Z」で撮り比べをしてみた。正直、この種の話はあまり興味がなく意味はないのかなと思いつつ、最新式のマイクロフォーサーズの実力をとりあえず見てみた。
結果はご覧の通り。フォトショップにて100%表示したところ、それほどの差はなかった。今回はRAWデータではなくJPEGでの比較。E-M1markUは50Mハイレゾショット時に生成されるJPEGは8160 x 6120px(RAWは10368 x 7776)、645Zは8256×6192である。色味については、できるだけ同じになるように調整はしたけれど、まったく同じには出来なかった。
デジタルの場合、メーカーによってセンサーの味付けが異なる訳で、その違いは好みの別れるところ。645Zは全体的に柔らかくも雪のラインはシャープである。全体的に自然な表現でシャドー部も見た目に近いように感じた。E-M1markUは少々コントラストが強い。ハイライトは色味の違いはあるものの、極端な差はないように感じた。それぞれ持ち味があるということだ。被写体によって得手不得手も、きっとあることだろう。
Macの画面を見ながら、いい加減、どうでもいいや(笑)と思ったのが正直なところである。世の中には画質などについて、詳細に解説されている方もいるようで、たまにそのような記事を目にするも、たいていは途中で飽きてしまう僕なのであった。おおざっぱな僕の性格によるものなのだろう。
そもそもMacの画面をスクリーンショットして、フォトショップでブログ用に加工し、その画像を比べることが自体がどうなの?という感じである。
結果としてE-M1markUはいいカメラだと思う。あの小さなセンサーで、ここまで表現出来るのだから大したものである。ひとつ気になったのはハイレゾ撮影時に、どういうわけか、被写体のエッジがダブってしまい、まるでカメラブレ?と思われるカットがあった。これはカメラ内で画像を生成する際の不具合なのか、或いはシャッターレリーズ時(0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら8回撮影)の不具合なのかは不明である。