なぎら健壱の「葛飾にバッタを見た(シングルバージョン)」に「おっこったトンカツを 足でこっちへよせながら 拾って食べる恐れが十分あったので・・・」との一節がある。この曲がリリースされたのが、確か昭和で云うところの50年頃だっただろうか。牛、豚、鶏などの肉がど〜ん!と食卓にのることが少なかった時代、肉料理は一般市民にとっては縁遠く、そして贅沢な食べ物だった(我家だけだったかもしれないが・・・)。
我が家で肉といえば・・・鯨が多かったあの時代、ビフテキという響きには敏感だったものの、母に作って!などとリクエストなどはできなかった。そもそもビフテキがどんなものだったのか、具体的なことは知らなかった。少し大人になってから、もやもやしながらもビフテキのイメージは固まってきたが、ビフテキをビーフステーキの短縮形と思い込んでいた時代もあった。諸説あるものの「ビフテキ」の語源はフランス語で「ステーキ」を意味するビフテック(bifteck)なのだという。
そんな時代を経験した僕にとって、肉料理に対しては「あこがれ」のようなものがすり込まれているかもしれない。きょうび、周りを見渡せば肉、肉、肉・・・の時代、高級ブランドの肉はともかくとして、ファミレス、コンビニ、スーパーに肉は溢れ、選り取り見取りである。
さて、鶏モモである。正味300グラムで290円(税別)。惣菜コーナーで売っている照焼きがほぼ同じ量で500円弱だった。なので自分で作ることにした。
火が通りやすいように、予め数箇所に切込みを入れておく。フライパンが熱くなったら、まずは皮を下にして焼く。蓋をして火は弱火。適当なタイミングで醤油、酒、みりん、砂糖を投入。皮があめ色になったかな?というタイミングでひっくり返す。何度か繰り返してもいいかもしれない。次第に煮詰まってくるので、おいしそうに見えてきたら火を止める。
食べやすい大きさに切って皿に盛れば完成。今回味付けがちょっと弱かったかな。気が向いたら、またやってみよう。
もはや、おっこった肉を拾う時代ではなくなったんだなぁ〜と実感した。
我が家で肉といえば・・・鯨が多かったあの時代、ビフテキという響きには敏感だったものの、母に作って!などとリクエストなどはできなかった。そもそもビフテキがどんなものだったのか、具体的なことは知らなかった。少し大人になってから、もやもやしながらもビフテキのイメージは固まってきたが、ビフテキをビーフステーキの短縮形と思い込んでいた時代もあった。諸説あるものの「ビフテキ」の語源はフランス語で「ステーキ」を意味するビフテック(bifteck)なのだという。
そんな時代を経験した僕にとって、肉料理に対しては「あこがれ」のようなものがすり込まれているかもしれない。きょうび、周りを見渡せば肉、肉、肉・・・の時代、高級ブランドの肉はともかくとして、ファミレス、コンビニ、スーパーに肉は溢れ、選り取り見取りである。
さて、鶏モモである。正味300グラムで290円(税別)。惣菜コーナーで売っている照焼きがほぼ同じ量で500円弱だった。なので自分で作ることにした。
火が通りやすいように、予め数箇所に切込みを入れておく。フライパンが熱くなったら、まずは皮を下にして焼く。蓋をして火は弱火。適当なタイミングで醤油、酒、みりん、砂糖を投入。皮があめ色になったかな?というタイミングでひっくり返す。何度か繰り返してもいいかもしれない。次第に煮詰まってくるので、おいしそうに見えてきたら火を止める。
食べやすい大きさに切って皿に盛れば完成。今回味付けがちょっと弱かったかな。気が向いたら、またやってみよう。
もはや、おっこった肉を拾う時代ではなくなったんだなぁ〜と実感した。