2015年10月28日

コニカAUTOREX


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1965年に発売された「コニカAUTOREX」、いちばんの特徴は・・・35ミリ判フルサイズ(24ミリ×36ミリ)と、ハーフサイズ(18ミリ×24ミリ)のニ種類のフォーマット切り替えが可能なところにあった。それぞれのサイズを一本のフィルムに混在できるという夢のようなカメラである。

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フォーマットの切り替えはレバーによって行なう。フルからハーフはフィルムを巻上げてからレバーを切り替え、ハーフからフルはレバーを切り替えてから巻上げるというお約束事があった。「ハーフ」にすると左右からフルサイズをトリミングするような遮光板が現れる。これは後年、パノラマサイズ切り替えにも活かされた技術かもしれない。結局は上下、あるいは左右をマスキングしただけ・・・ではあるが・・・。

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しかし当時、機能としては優れものであると称賛だけはされたようだ。あの時代、フィルム現像代、プリント代がいくらだったか具体的には覚えていないが、いまのようなお手軽価格ではなかった。

何本もフィルムを消費するより、一本のフィルムで出来るだけ多く撮影したいと思うのは一般庶民の極めて自然な発想だった。すでにハーフ判専用のカメラは出ていたのだが、コニカとしてはフルサイズの画質を求めるユーザーと、ハーフサイズを求めるユーザーの両方を丸抱えしたかった・・・のだろう。ちょっと欲張りな企画だったかもしれない。はたしてメーカーとして成功したのかどうかはわからない。

メーカーアナウンスによると「世界初のEEカメラ」とある。レンズの最小絞り値の脇に「EE」の表示がある。絞りリングを「EE」にセットすれば、シャッタースピード優先の自動露出カメラとなる。ちなみにEEとはElectric Eyeの略。この時代はAE(Automatic Exposure)という表記より、こちらのほうが多かったように記憶している。「EE」に時代の最先端を行く響きを、なんとなく感じたものだ。

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あれから半世紀。すでにフィルムを使うユーザーも激減し、新しいフィルムカメラ、ましてやハーフ判を求める声など聞こえてこない。「ニューハーフを!」などと声高に叫ぶと、ぜんぜん違う意味に捉えられてしまうのだから時の流れとは恐ろしいものである。
posted by 生出 at 06:20 | Comment(0) | フィルムカメラ

2015年10月26日

ヤシカREFLEX35


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かつて「ニッカ」というカメラメーカーがあった。ヤシカに吸収されてから産まれたのが「ヤシカREFLEX35」で1961年頃発売されたらしい。なにぶんむかしのことだし、ネット上にも参考になる情報はあまりなかった。「ニッカ」はライカのコピー機を製造していて、職人気質で創られたカメラは人気があった。このカメラにもニッカ魂が生かされているようで、手にしてみると創りこみの良さを感じる。

「ヤシカREFLEX35」には兄弟機とおぼしき「ヤシカPENTA」というカメラもあったようだが詳細はわからない。 ペンタ部のシルエットは、どことなくニコンFを意識したデザインにも見える。

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レンズマウントはM42のスクリュー。露出計は内蔵されていない。「J」の部分はオプションの露出計をセッティングするためのスペースである。

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レンズに付いているやや大きめのレバーを下まで引き下げると絞り羽根が開き、ピント合わせがしやすくなる。シャッターを押すとセッティングした絞り値に羽根が戻る。なので5.6とか8で撮影すると、シャッターレリーズ後にファインダーがかなり暗くなってしまう。いちいちこのレバーを押し下げてファインダーを明るくしなければならなかった。 もちろん、暗いままのファインダーでピントを合わせても一向にかまわない。

当時としては、この機能も画期的だったのだろう。メーカーやグレードによって、搭載される機能に差はあるのだが、撮影者の利便性を考えて創られた様々な機能に、どことなく暖かさを感じるのは、アナログカメラだからだろうか。
posted by 生出 at 06:40 | Comment(0) | フィルムカメラ

2015年10月25日

磐梯山初冠雪?


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東京や近畿地方では木枯らし1号が、札幌では初冠雪が観測されたようだ。裏磐梯は昨日から強風が吹き荒れ、色づいた葉はかなり飛ばされてしまった。磐梯山も初冠雪したようだ。正式な発表はいまのところ耳にしていないが、今日の午後、猪苗代スキー場から見た山頂はうっすら白くなっていた。

よく見てみると初冠雪ではなく、木々に霧氷が付いただけなのかもしれない。いずれにしても季節がまたひとつ先に進んだ、ということだ。皆さん、お風邪など召しませんように。
posted by 生出 at 22:47 | Comment(2) | 出逢いの妙

2015年10月22日

猿は去るもの・・・と、また云ってしまった。


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収穫を終えたトウモロコシ畑に猿がいた。残ったトウモロコシをむしゃむしゃと美味しそうに食べていた。まず車中から一枚ぱちり。車から降りてさらに撮影をしようと思ったのだが、ものすごい勢いで逃げはじめる。猿だけど脱兎のごとくである。

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そしてあっ!という間にこんな場所まで移動してしまった。距離は100メートルくらいだっただろうか。よほど人間を警戒しているのだろう。この秋、猿の群れを見かける機会が多い。人の作ったモノの味を覚えてしまった彼らの行く末はいかに。そういえばこの畑のそばに看板があり、そこには「猿、熊駆除中!」とあった。

人も猿も必至に生きている。
posted by 生出 at 08:46 | Comment(0) | 出逢いの妙

2015年10月19日

車輛火災


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本日14時20分頃、福島市仁井田字西下川原の西道路にて車輛火災が発生。たまたま通りかかって撮影をした。火災を起こした車輛が何を積んでいたのかは定かではない。消化剤が撒かれる寸前、荷台の黒っぽいアスファルトのようなものが発火して周囲は煙に包まれていた。テレビ、ラジオ、ネットのニュースで報道されることもなかったので事故の被害は大したことはなかったのだろう。

ちょっとした気の弛みが大きな事故につながる。折しもマンションの基礎工事で手抜きが騒がれている時節である。どんな仕事であれ、職人気質だけは忘れてほしくない・・・ただそれだけである。
posted by 生出 at 23:08 | Comment(0) | その他

2015年10月15日

The Beatles Complete Scores


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これがビートルズの全212曲をカバーした「The Beatles Complete Scores」である。広辞苑くらいの重さはあるだろうか。ページ数は1000を超える。楽曲はアルバム順ではなくAからのアルファベット順に並べられている。

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分厚い割にはページは開きやすく、勝手に閉じることもない。中身はこんな感じ。ビートルズファンはもちろん、そうでなくてもインテリアのように何気なく置いておくとおしゃれかもしれない。

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さて、これだけの曲の中からどの曲を弾きはじめるか・・・飲みながらのんびりと考えることにしよう。
posted by 生出 at 07:16 | Comment(0) | 音楽

2015年10月13日

25回目の入選


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すでに稲刈りの終わった田んぼが大半のようだが、黄金色に染まり頭を垂れた稲穂を目にすると豊穣の秋を感じさせてくれる。米価の問題、消費減少など、米を取り巻く環境は厳しくなるばかりだ。

幸いなことに地方では四季を通して田んぼを身近に感じることができる。田んぼは日々の暮らしの中に季節の移ろいを感じさせてくれる大切な存在。

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先週、珈琲舎うつわに宮森さんの姿を見た。福島市から喜多方まで列車を乗り継いで来たのだとか。車窓を流れる風景は、柳人の感性を刺激し、次の作品を創り出す源になるのだろう。
posted by 生出 at 07:40 | Comment(0) | M's works

2015年10月10日

てんとう虫


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珈琲舎雅さんの棚になつかしい物体が・・・。

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コロムビアSE-8、ポータブルレコードプレーヤーである。懐かしいと思った貴兄は、きっとソノシートの質感をしっかりと記憶している年代であることはまちがいないだろう。電源は家庭のコンセントでも電池でもオーケー。曖昧な記憶なのだが、このプレーヤーでマイムマイム(フォークダンスね)をしたような・・・。そうしたかったという欲望がいつの間にか記憶にすり替えられたのかもしれない。

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昭和という時代を象徴する一品である。愛らしい姿に触れたい方は、ぜひ雅さんへお越しください。なおレコードを持参されても再生出来るかどうかはわからない。ターンテーブルにレコードを乗せるだけでもいいかもしれない。チェリッシュのてんとう虫のサンバなんかがやっぱりいちばん似合うかな?
posted by 生出 at 23:24 | Comment(2) | 馴染みの店

2015年10月08日

オムライス丼


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一昨日の晩、とうとう炊飯器が壊れてしまった。炊き上がるとピーピーと電子音で教えてくれるのだが、その音を最後にディスプレイにエラー表示が・・・。取扱説明書をひもとくと「要修理」であることが判明。どうしたものかと思案した結果、新調することにした。約10年、僕の食生活を支えてくれた相棒だった。 カメラやギターのような愛着、こだわりはないものの、来週火曜日の朝には燃えないゴミとして所定の場所へ連れて行き、そこでお別れだ。ちなみにナショナル製である。なぜかパナソニックではない。

最後に炊いたご飯で作ったのがオムライスであった。あいにく皿が空いていなかったので丼を使う。なので「オムライス丼」と命名した。味は皿に盛っても丼に盛っても当然のことながら同じである。フライパンから移すときに卵がヨレてしまったのと、ケチャップが勢いよく飛び出してしまい、見た目、お行儀悪くなってしまったのがちょっと痛かった。 まぁ〜これぞ「男の料理」の真骨頂であろう。

米粒をひとつひとつ噛み締めるようにいただいた次第である。
posted by 生出 at 08:17 | Comment(0) | 男の料理

2015年10月06日

Abbey Road


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古今東西、もっとも有名なジャケ写が、この「Abbey Road」と云われている。撮影場所はロンドン、アビイロードスタジオ前の横断歩道で撮影された。ザ・ビートルズ、実質上のラストアルバムで1969年にリリースされた。音楽シーンは云うに及ばず、思想、信条にも大きな影響を与えたのがビートルズで、あらためてこの場で何かを語るのは野暮というものである。

2009年にリマスター盤がリリースされ、全世界で大きな関心を持って受け入れられた。それだけでもビートルズの偉大さがわかるというものだ。

久しぶりに聴いてみる。やっぱりビートルズはいいねぇ〜。いくつか弾いてみたい曲があったので、バンドスコアを購入してしまった。それも全曲カバーがされているものを・・・。それについては後日ご紹介しましょう。それではセイムタイム、セイムチャネルで・・・(笑)
posted by 生出 at 07:39 | Comment(2) | 音楽

2015年10月03日

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


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最近お気に入りの一本がこのレンズ、オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」だ。無限遠から等倍までの撮影が、この一本でこなせる。インナーフォーカスなので撮影距離によってレンズの長さが変わることもない。防滴・防塵でもあるので少々天候が荒れても気にならない。押さえにと購入した同社のOM−D E−M1であったが、気がつくとほぼメインに近い頻度で使っている。現在(2015.9.27)のトップ(キノ コ)はこのレンズで撮影したもの。

E−M1は約一年前に購入。以来ブログの写真にとどまらず一緒に森に入ることが多くなった。

さて等倍撮影はどの程度かというと・・・下の写真のとおりである。珈琲舎雅さんに置かれている小物をサンプルにさせていただいた。大きさがわかるように 10円玉を置いておいたので、なんとなくイメージ的にはわかるかと・・・。もしマイクロフォーサーズをお持ちであればお勧めの一本である。

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posted by 生出 at 22:18 | Comment(2) | 機材

2015年10月01日

10月


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すでに北海道の山では初雪が観測されています。秋の訪れも例年より早いようです。すでに標高1400メートル付近では見頃をむかえつつあるとの報道がありました。いまのところ昨年よりは葉っぱの状態もいいようで、色づきも順調に見えます。ただ今晩からかなり荒れた天候になるようなので影響が出ないか心配です。
posted by 生出 at 08:17 | Comment(0) | M's works