2015年03月26日

22回目の入選


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学生の頃、何がいちばんイヤだったかと云えば・・・それは洗濯であった。六畳一間の下宿には洗濯機などあるはずもなく、いちばん近いコインランドリーまで歩いて片道20分もかかった。雨の日になると洗濯機はフル回転で、置いてあった漫画本を何度も何度も読み返し、空くのを待った。

朝8時過ぎに下宿を出て、戻ってくるのがお昼近くなんてこともあった。日ごとたまる洗濯物はストレスそのものである。なのでなるべく洗濯物を出さなようにギリギリまで身につけていたのだが、夏になるとそうは云ってはいられない。コインランドリーに行くのが面倒で、流しで洗ったこともあったっけ・・・。いまから30数年前の話である。

干し終えた洗濯物を見ると満足感につつまれたものだ。他人から見れば、その満足感はわかるまい(笑) 乾いた洗濯物は畳むことなく干しっぱなしなのがぼくの流儀である。日々、順番に身に付けると同時に、かわりに籠の中は増えて行く。籠がいっぱいになると・・・また地獄の洗濯劇がはじまるのである。

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わが宮森さんである。この笑顔から洗濯物を干し終えたばかりだと、僕は思ったのであった。
posted by 生出 at 08:35 | Comment(2) | M's works

2015年03月24日

季節外れの・・・


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冷やし中華を食べた。昨年は4月2日が初「冷やし中華の日」だった。なので10日も早かった。昨年同様、マルちゃんの冷やし中華である。プチトマトは掟破りの量となっている。クールポコに「やっちまったな〜!」と云われるかな?
posted by 生出 at 08:13 | Comment(4) | 男の料理

2015年03月23日

You Must Believe in Spring


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ジャケットからLPを取り出し、指紋が付かないように慎重にプレーヤーにセットする。アームをゆっくり下ろし、曲が始まるまでのわずかな時間、この間がたまらない。大いに高まる期待感は曲が始まった瞬間、確かな感動へと変わる。静かに語り始めるピアノ。エバンスのメロディにベース(エディ・ゴメス)とドラム(エリオット・ジグムンド)がそっと寄り添う。目を閉じプレーヤー達の息遣いをも感じようとする。

エヴァンスの死後に追悼盤として1977年に発売された「You Must Believe in Spring」は名盤「Waltz for Debby」に並ぶ、僕のお気に入りのアルバム。ジャズといえば即興性の高さが特徴だが、ビル・エバンストリオにおける即興性は、インタープレイ(相互作用、交錯)に優れていて他の追随を許さない。のちのピアノトリオに与えた影響は大きい。

朝でも昼でも、そして夜でも、聞いた瞬間から彼らの醸し出す音の世界に入り込んでしまう。

あっ、そうそう僕はCDプレーヤーしかないので、聴く時はいつもLPをかけるイメージをしているだけです。
posted by 生出 at 12:38 | Comment(4) | 音楽

2015年03月19日

Window


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かつて福島市のパセオ通りに「HARVEST MUSIC」というレコード屋(CD屋)さんがあった。大都会の店と比べれば品揃えは少なかったものの、地方なりの「がんばり」を感じさせる店だった。それはいまでこそアマゾンで購入可能であるが、澤野工房レーベルのアルバムを仕入れていたりで、狭いながらもおいしい音がギュッと詰まっていた。2007年9月、惜しまれつつ閉店した。

そんな「HARVEST MUSIC」で出逢ったのがTOMOYA HARAとMARK TOURIANの「WINDOW」だった。2004年にリリースされたアルバム。まず目に入ったのがシュールなジャケ写であった。店長の一押し的な感じで紹介されていて即買いした記憶がある。もちろん試聴はしていない。典型的なジャケ買いである。結果は大当たりだった。

ギターとベースで奏でられる大人の音の世界。窓の外が次第に明るくなり柔らかな光が射しこむ。一曲目「Sunrise 暁」。なんだか上質な一日になりそう、そんな予感が。オリジナル曲を含めジャズ、ブルース、バラードと続き、ラスト「Sunset黄昏」。陽はすでに山の稜線の彼方へ。窓際に立ち空を見上げるといちばん星。次第にはっきり見えてくる星々をつなげると、ギターとベースになるのかもしれない。
posted by 生出 at 07:54 | Comment(2) | 音楽

2015年03月18日

エノキ・ベーコン・卵炒め


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以前から頭を悩ませていたことがあった。

スーパーに並ぶ食材の中から何を選ぶかは、その時の気分とお財布事情によるわけだが、顧みるとだいたい選択肢が定まっていることに気がつく今日このごろ。その中でエノキダケは買い物かごに入れる割合が高い。ほとんどみそ汁の具材として使うのだが、さすがに毎回というわけにもいかない。
なんとか三分の一か半分は使えるのだが、残りはたいてい冷蔵庫の中で最後を向かえることになる。エノキは高いものではないものの、食材を無駄にしてしまうことに罪悪感を感じていた。

で、なんとかならないものかとcookpadで検索したら、お手軽に作れそうなものがあったので早速やってみた。エノキダケ、ベーコン、卵の炒めものである。

エノキとベーコンは適当な長さ、大きさに切り、油をひいたフライパンで炒める。適当な頃合いに溶き卵をドドドッと投入。味付けは醤油と胡椒でお好みにどうぞ。厚切りベーコン、エノキダケ、卵、それぞれの食感を楽しめる。
これでエノキを無駄にすることもないだろう。主夫の味方cookpad、これからもよろしく・・・である。
posted by 生出 at 08:16 | Comment(4) | 男の料理

2015年03月17日

梅の花が咲いたよ


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福島市内で梅の花を見たのは10日ほど前だったろうか。国道13号線を通過中、小学校の校門で開花したばかりの紅梅を目にした。上の写真は別な場所の梅だが、遠目に樹全体が赤く染まっていたので、通りかかったときにちょっと足を止めてみた。枝の間に頭を突っ込んで探してみると程なく、いままさに開いたばかりの一輪の花が目に飛び込んできた。この樹に春が訪れた瞬間に立ち会えたわけだ。見た瞬間、僕にも春モードのスイッチが入った。カチッ!(笑)

枝にははち切れんばかりの蕾が無数にあって、一週間もすると見ごろを迎えるだろう。
posted by 生出 at 08:05 | Comment(2) | 出逢いの妙

2015年03月16日

白鳥


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白鷺を出したのでついでに白鳥も。3月も今日がど真ん中のストライクである。北に向かって飛び立つ白鳥の姿を目にすることもだんだん多くなってくる。気象庁によると、暦が三月になると季節を「春」としてとらえるということだが、白鳥がいるうちは僕にとって季節は「冬」なのである。

いつの季節であっても、その季節のエッセンスを最大限感じていたいのだが、とくに僕は冬が好きなので、白鳥達の旅立つ姿を見るとセンチになってしまう。早く戻ってきて素敵な冬を連れてきてほしいものだ。
posted by 生出 at 08:10 | Comment(0) | 出逢いの妙

2015年03月12日

白鷺


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川原に車を停めていたら白鷺が舞い降りた。川の上流に向かって抜き足差し足・・・。ときどき静止し一点を凝視する。次の瞬間目にも止まらぬ早さでクチバシを突っ込む。クチバシの先には銀色に光る小魚が。あっという間の早業である。

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対岸までの距離は30メートルはあっただろうか。車の中でちょっと姿勢を変えようと動いた瞬間、白鷺君を刺激してしまったのだろうか、急に飛び立ってしまった。それにしても彼(彼女?)は神経質なんだね。もうちょっと撮っていたかったなぁ〜。
posted by 生出 at 08:24 | Comment(2) | 出逢いの妙

2015年03月10日

酒味寿・・・


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ここ数ヶ月の間、気になることがあった。「酒味寿」の灯りが消えていることである。福島市内で飲むのは一ヶ月に一回あるかどうかで、たまたまそのタイミングで店が閉まっていただけかもしれないが・・・。カーテンに閉ざされた店内が、やはり気になるのである。

意気消沈しているところに現れたのが・・・

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・・・宮森さんであった。車輛は車道を、歩行者は歩道を歩きましょう(笑) 酔っぱらったオヤジは困ったものである。自分もだけど・・・。ちょっとわざとらしい展開でした。
posted by 生出 at 08:21 | Comment(2) | 馴染みの店

2015年03月06日

福寿草が咲いたよ


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今日は二十四節季のひとつ「啓蟄」であった。福島市飯坂にある中野不動尊近くを通りかかったら斜面に咲く黄色いパラボラアンテナが眼に飛び込んできた。福寿草だ。今日の福島市は10度近くまで気温が上がったようで、蜜を集める蜂の姿も見ることが出来た。

朝方、雪の峠道を通ったばかり。山と里の季節の差は大きい。でもちょっと移動すれば二つの季節を味わえるのもまた乙なものだ。
posted by 生出 at 17:43 | Comment(0) | 出逢いの妙

2015年03月05日

Taste of UKADAN


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せっかくなので憂歌団の数あるアルバムの中からお勧めをひとつ。1986年リリースの「Taste of Ukadan」をぜひお聴きいただきたい。云わずと知れた日本屈指のブルースバンド。木村充揮(ボーカル)、内田勘太郎(ギター)、花岡献治(ベース)・島田和夫(ドラム)の4人がメンバーで 1975年に結成された。デビュー曲「おそうじオバチャン」は発表してから僅か一週間後に放送禁止歌となったのは有名な話。この曲はデビューアルバム「憂歌団」(CD盤)に収められているが、お世辞にも品が良いとは云えない(笑)

憂歌団といえば木村の濁声(ダミゴエ)が代名詞で、独特のユーモアと、ときにペーソスにあふれる曲が魅力なのだが、やはり好き嫌いはわかれるだろう。さて 「Taste of Ukadan」はそんな憂歌団の中でいちばん耳障りのいいアルバムかもしれない。楽曲は「YOU are my Angel」「渚のヴォードウォーク」「嘘は罪」などスタンダードナンバーが並び、演奏も非常に洗練されている。泥臭さは皆無だ。内田勘太郎のギターも、とてもいい。こんなふうに弾けたらいいなと聴くたびに思うのだった。
posted by 生出 at 22:08 | Comment(0) | 音楽

2015年03月02日

いきのね


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1998年11月リリースの「いきのね」、下田逸郎と内田勘太郎二人によるアルバム。下田逸郎は若かりし頃、濱口庫之助に師事したことがあった。下田自身も多くのミュージシャンに楽曲を提供している。その中には桑名正博、松山千春がいる。桑名正博が唄う「月のあかり」は名曲中の名曲。

下田逸郎の基本的なスタイルは、抑揚が少なく且つ朴訥な歌声、そしてストロークのみのギター演奏はデリカシーが無く聴くものをまるで突き放すかのように感じることがある。唄うことへの執着と云うか、奏者としての心意気というか・・・すべてが独特である。うがった見方かもしれないが、まるでこの世に未練がないのではと思うほどに素っ気ない。下田逸郎の公式サイト内にはこんな表記がある。
「あの世発 この世経由 あの世行き」・・・あたかも輪廻を悟ったかのようである。なのでこの世に執着が無いのは当然で、そこから来る思いが現在のスタイルを形成したのだろう。実際に下田自身、いろいろあったようである。

しかしそんな下田のスタイルに惹かれるのは、彼の世界観に非日常的なものを感じたいと云う我々の潜在意識というか・・・欲望があるからだろうか?何らかの救いとまではいかないまでも、生きていく上での不安、不満、迷いその他もろもろの正体を知りたいという根源的な欲望があるからかもしれない。

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 「ごいっしょにどうぞ」

 ほんとうのことが なんなのか

 知りもしないのにどうして

 嘘つくことだけは できるのでしょうか

 もしかして

 嘘からしか本当のことは

 生まれない・・・のかな


 アザトさはもっと素直に晒しましょう

 せつなさも儚さもいっしょうにどうぞ


 ふしあわせさえ知らないで

 私とてもしあわせだと

 微笑みながら云うあのひと不気味

 もしかして

 錆びついた振り子が

 完全に止まった・・・のかな

 わがままはもっと素直に揺らしましょう

 せつなさも儚さもいっしょうにどうぞ


 ほんとはひとりさみしくて

 誰でもいい 今夜は心の隙間

 うずめたい・・・だけかな

 もしかして

 あなたもそう思って強がって飲んでるのかな

 欲望はもっと

 素直に認めましょう

 せつなさも儚さもいっしょにどうぞ


内田勘太郎のギターが下田逸郎の世界と絶妙にシンクロしている。内田勘太郎といえば、いまさら云うまでもなく「憂歌団」のリードギタリスト。考えるまでもなくブルースはソウル(魂)であって、あの世とこの世を行き来する魂といっしょになって奏でる曲が、われわれの魂を揺さぶらないはずがないのである。「いきのね」はそんなアルバムなのである。
posted by 生出 at 21:58 | Comment(2) | 音楽

2015年03月01日

3月


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予想通り?2月は逃げるように過ぎてしまいました。もう二度と経験することの出来ない2015年2月。そして今日から3月。やっぱり3月は去るようにして過ぎるのでしょうか?さてどんな一ヶ月になることやら。

雪の多い会津地方ではきびしいかもしれませんが、3月の声を聞くとだんだんハイキングにも出かけたい気分になりますね。サクラの開花予想も発表されています。4月から新しい環境になる方も多いでしょうから、何かと気持ちの切り替えが必要になりますね。
posted by 生出 at 11:37 | Comment(0) | M's works