舞茸と豚バラの炒めものを作ったのは2013年2月10日以来だ。今回は丼にはしないで皿に盛った。火加減が強かったためか、こうやってみて見ると舞茸と豚バラの区別がつかない。実際、豚バラは一部がカリカリに近い状態になってしまった。反省点である。今回、少量のミリンを使ったので、やや照りが出てくれた。ご飯にはよく合う一品である。
2015年01月29日
2015年01月26日
会津のTAKU
したたか酔っていた金曜の晩。ふらふらと福島市内を歩いていた。チラチラと白いものが落ちてくる寒い夜。人気の少ない歩道で若者が弾き語りをしていた。近づいてみると「TAKU 会津」とある。同郷のよしみで、2〜3曲聴かせてもらう。曲は全てオリジナルだと云う。
酔いがだいぶまわっていたから、どんな曲だったのか、恥ずかしながら覚えていない。でも曲を聴いた時、「あっ、いいなぁ〜。もっと聴いていたいなぁ〜」と思ったのは事実。だいぶ唄い慣れていたし、ギターも上手かった。ディテールを覚えていないのが残念だ。
「相方が先にメジャーデビューしまして・・・」と、そんな話を聞いた記憶もある。いまは冷たい路上がメインかもしれないが、もしかしたら近い将来、手の届かないところに立っているかもしれない。がんばって唄い続けてほしいものだ。
posted by 生出 at 08:27
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| 音楽
2015年01月24日
Morris W-185H
先日、M氏から「買ってしまいました!」と嬉々とした声で連絡をいただいた。話を聞いてみると「イレギュラー品ではあるが、今後生産予定のないギターだそうで、サイドとバックにはハカラダンダ材が使われている。とにかく激鳴りのすごいギターなんです!」と。
そんな話を聞かされたら行くしかない。連絡をいただいた翌日の午前中、さっそくM氏宅へ車を走らせたのだった。
非常に上品な表情をしたギターである。バックはまるでドローウィングしたかのような木目。ポジションマークはスノーフレーク。ヘリンボーン・トリムのバインディング装飾も美しい。指板はエボニー、ネックはマホガニー材が使われている。トップ材はスプルースの単板。
ゴトーのオープンペグ。ナット幅は43ミリ、弦高も適切でハイポジションで弾いてもストレスはない。モーリス独自のスキャロップブレーシングが採用されていて、ガツンとした低音が印象的。高音ははじけるが如くである。伝統的なフォルムの再現に終わるだけでなく最新の技術を惜しみなく注入し、弾く楽しみを存分に味わえる一本に仕上がっている。時間の経過を意識することなく弾き続けることができる。ほんとうに素晴らしいギターだ。いったいどこがイレギュラーなのか?そんなことを感じさせる箇所はまったくない。
Morris W-185Hは同社のハンドメイドシリーズの中の一本である。ルシーアーは藤村政明氏。「モーリスもてばスーパースターも夢じゃない」・・・約40年ほど前のコピーは超有名であるが、いまや多くのギタリストに支持されている。許されることなら・・・僕の部屋にもぜひおいで・・・と(笑)
posted by 生出 at 22:59
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| アコギ
2015年01月23日
【日本の自然】写真展
全日写連の写真展が開催されます。
・日時:1月23日(金)〜25日(日) 10時〜17時
・場所:福島テルサ 4階ギャラリー
福島市上町4−25 電話024−521−1500
・主催:福島市写真美術館
・後援:全日本写真連盟福島県本部
みなさま、お誘い合わせの上、お越し下さい。
posted by 生出 at 07:49
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| 写真展・絵画展など
2015年01月20日
宮森さん、短歌で入選
少し前の情報ですが、宮森さんが短歌部門で一回目の入選を果しました。創造の幅が少しずつ広く、そして深くなっています。お名前の表記が「渡辺金蔵」となっていますが「ちょっと思い入れがあって、この名前で応募しました」とおっしゃっていました。
雪の朝 朝刊配る手が凍え ご苦労様の一言嬉し
ひとは様々な経験から、言葉を紡ぎ出す。借りてきた言葉ではなく、自分の内なるところから出てきた言葉こそ本物なのだろう。
近々、飲む機会もあるだろうから、そのときは、またいろんな話を聞かせてください、宮森さん。
posted by 生出 at 12:47
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| M's works
2015年01月19日
フォーク酒場
1月17日は阪神大震災が発生した日であった。あれから20年。そして間もなく東日本大震災から4年になろうとしている。大きな震災を経験した者として、自然災害の恐ろしさ、風評被害のおろかしさ・・・などなど、どんな些細なことでも風化させてはならない、と考えているところである。
そしてもうひとつ、忘れてはならないのが、我が青春の唄、フォークソングである。17日、福島市内のミュージック・バー「時代屋」にフォークソングを愛する若者が集ったのである。
30数名の(元)若者でごったがえす店内は、この日、どこよりも熱くなっていたのではないだろうか?外は吹雪だったが店内は亜熱帯地域の如くであった。午後7時から10時までの3時間、ほんとうにあっという間だった。
ステージはご覧のようなスペース。演奏する方は、さぞたいへんだったろう。でも皆さん、いい音出していました。
機会があれば、ぜひここに立ってみたいものだ(笑) それにしても唄いながら、生きているという実感を・・・意識するしないはともかく・・・それぞれがそれぞれの思いを馳せたのではないだろうか。
この日に唄ったということ、それが大切なのである。
posted by 生出 at 22:49
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| 音楽
2015年01月17日
第11回写団ふくしま写真展
posted by 生出 at 10:07
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| 写真展・絵画展など
2015年01月15日
福島大学写真部卒展
福大写真部の卒展が開催されます。開催は来月です。皆様、いまから予定を入れておいてください。
・日時:2015年2月14日(土)〜16日(月)
14日は13時〜20時、15日は9時〜20時
16日は9時〜15時までです。
・場所:コラッセふくしま3階企画展示室(入場は無料)
posted by 生出 at 08:13
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| 写真展・絵画展など
2015年01月13日
雪の壁
今年になってはじめて只見方面へ行ってきた。想像を超える積雪である。路面は一部アスファルトが見えていたものの、路肩はご覧のとおり雪の壁だった。70の車高は約2メートルあるのだが、壁の高さは軽く70を超えている。さすがに豪雪地帯と云われるだけのことはある。惚れ惚れする壁だ。
雪の壁を見ていたら、こんなことを思い出した。あれは・・・そう、いまを遡ること48年前、僕は新潟県長岡市浦に住んでいた。長岡も云わずと知れた豪雪地帯で、毎日のように雪と戯れていた。それはそれは楽しかった。幼かった僕は雪の壁にトンネルを掘り、そこに自分だけの世界を創ろうと目論んでいたのである。地下帝国ならぬ、雪中帝国建設を夢見ていたのだ。そんな空想をするだけでワクワクしていた。
先日、裏磐梯の曽原湖近辺を走っていたら、幼い兄弟が雪の壁を一生懸命掘っていた。50センチにも満たないトンネルだったが、幼い子供が入るには十分だ。僕の車を見るや、そのトンネルに素早く隠れる。雪中人は地上の人間に目撃されると融けて水になってしまう、そんなことを空想しているのは彼らの動きからすぐにわかった。だいじょうぶ、僕は君たちの仲間なんだから、安心して雪中帝国を創ってくれたまえ!と心の中で檄を飛ばし通過したのであった。
posted by 生出 at 08:06
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| クルマ
2015年01月10日
吾妻小富士
昨年12月12日、気象庁は吾妻山の噴火警戒レベルを平常の「1」から火口周辺規制の「2」に引き上げた。火山性地震が増加していて、今後、小規模な噴火 が発生する可能性があるということだ。そのため旧火口を中心に、概ね500メートルの範囲で噴石による被害が想定され、立ち入りが規制されている。 現在観光道路「スカイライン」は積雪で通行止めになっている。旧火口のすぐ脇を通るスカイラインは、春以降、通り抜けが出来るのだろうか?
東日本大震災で日本列島の地質は大きな影響を受けたようだ。記憶に新しいところでは御嶽山の噴火で甚大な被害が出た。櫻島も挙動が落ち着かない。3.11は もしかしたら前奏曲にすぎなかった、なんてことにはなってほしくないのだが・・・。自然の大きな力に人間が太刀打ちできるわけもなく、ただただ平穏でいてください、と祈るのみだ。吾妻山の雪ウサギも気が気でないだろう・・・。
posted by 生出 at 08:06
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| その他
2015年01月09日
ヤシカ エレクトロ35
初代「ヤシカエレクトロ35」は1966年に発売され、その後、部分的な仕様の改良を重ねると共に他社のコンパクトカメラに対抗すべく小型化・軽量化など仕様の改良を図り、75年発売されたGXを最後に全世界で500万台も売れたロングセラー機であった。
我が家にあったのはブラックタイプの「エレクトロ35GT」だった。このカメラのキャッチコピーは「ろうそく一本の光でも写る」であった。実に時代を反映したコピーである。昭和40年代のはじめ、電灯を使わず、ろうそくだけで夜を過ごす家庭は多分ほとんどなかっただろうが・・・しかし、いまよりもずっと身近な日常品としてろうそくは存在していた。そんな微かな光でも撮影できるカメラが我が家にあるなんて、子供心に「豊かさ」や明るい「未来」のようなものを漠然としつつもイメージしたのを覚えている。なによりも「エレクトロ」という近未来的な言葉が輝いて見えた。
我が家にあったのはブラックタイプの「エレクトロ35GT」だった。このカメラのキャッチコピーは「ろうそく一本の光でも写る」であった。実に時代を反映したコピーである。昭和40年代のはじめ、電灯を使わず、ろうそくだけで夜を過ごす家庭は多分ほとんどなかっただろうが・・・しかし、いまよりもずっと身近な日常品としてろうそくは存在していた。そんな微かな光でも撮影できるカメラが我が家にあるなんて、子供心に「豊かさ」や明るい「未来」のようなものを漠然としつつもイメージしたのを覚えている。なによりも「エレクトロ」という近未来的な言葉が輝いて見えた。
アポロの月面着陸、大阪万博の開催、そしてドラえもんの連載開始などに象徴される出来事が、さらに未来への希望を膨らませることにつながった。手にした「ヤシカエレクトロ35」のずっしりとした重みは、それを確約しているかのようにさえ感じていたのだった。
長らく我が家のメインカメラだった「ヤシカエレクトロ35」であったが、僕が高校入学以降、撮影で使うことはなくなった。隠遁生活を送る彼をたまに手にして、その質感を愛でるだけの存在になってしまったが、東日本大震災で自宅が全壊してしまい以来行方知れずになってしまった。僕にとって一生忘れられないカメラが「ヤシカエレクトロ35」なのである。
長らく我が家のメインカメラだった「ヤシカエレクトロ35」であったが、僕が高校入学以降、撮影で使うことはなくなった。隠遁生活を送る彼をたまに手にして、その質感を愛でるだけの存在になってしまったが、東日本大震災で自宅が全壊してしまい以来行方知れずになってしまった。僕にとって一生忘れられないカメラが「ヤシカエレクトロ35」なのである。
posted by 生出 at 07:50
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| フィルムカメラ
2015年01月08日
只見へ
今年の冬は雪が多いと云われているが、たしかに走り甲斐のある路面が多い。この写真は年末に名うての豪雪地帯、只見町へ行ったときのもの。場所は国道289と252との出合である。
国道289を入叶津方面へ入ると、積雪は膝上まであった。除雪が追いつかないのか、僕の前に通ったであろう一台の車の轍だけが辛うじてついていた。ほとんどラッセルするような状態で走行するのだが、フロントガラスに雪が舞い上がりとてもスピードを出せる状態ではなかった。
毎年撮影しているポイントに三脚を立てると、いつも決まって、初老の男性が歩いて近づいてくるのである。足取りは実にしっかりしている。こんな雪道をどこから来て、どこへ行くのだろう?そして何をしに・・・?車なら大した距離ではないが、歩くにはちょっと距離がある。
最接近したときに、軽く挨拶を交わすのだが、ちょっとの間、撮影に夢中になっていると、この初老の男性の姿は見えなくなっているのである。毎年のように会っている男性が同一人物なのかどうかは不明である。来年は確かめてみようか。
posted by 生出 at 12:54
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| クルマ
2015年01月04日
70の車窓パート2
2014年6月25日のブログでゴリラポッドをご紹介した。70の振動は相当なものなのか、三脚の首(雲台部分)が金属疲労ならぬプラスチック疲労でぽっきり折れてしまった。去年の11月のことだ。なんと半年も、もたなかった。それで新調したのがこのゴリラポッド(JOBY GP3-BH)だ。
足の太さは先代の3倍以上はあるだろうか。アシスタントグリップに固定している。安定感はばっちりで起伏の激しい路面でもカメラが不用意に倒れるようなことはない。
それで撮影したのがこちらの動画である(表示されるまで時間がかかります)。前後板バネと雪道と云う最高?のコンディションなので、かなり揺れている。BGMは内田勘太郎が奏でるブルース。アルバム「Dese My Blues」よりソウステップをどうぞ。乗り心地の悪さは多少なりとも緩和される?
posted by 生出 at 09:08
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| クルマ
2015年01月01日
謹賀新年
新しい年になりました。ほんの一時間前にブログをアップしたばかりですが、年が変わりましたのでご挨拶を。
今年もよろしくお願いいたします。皆様にとりまして、本年が良き年でありますよう心より祈念いたします。
今年も月初めに宮森さん作のカレンダーをご紹介しようと思っています。さてみなさん、「元旦」と「元日」の違いはご存知でしたか?元旦の旦の字を見てみると日に一です。この字は水平線から日が昇る様を表しています。。つまり元旦とは1月1日の朝を、元日は1月1日のそのものを云うそうです。
まったく役に立たない情報でした。でもいつか何かに役立つかもしれませんね。
posted by 生出 at 00:35
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| M's works