2014年07月31日

アコギでクラプトン


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季刊誌「アコースティックギターマガジン(AGM)」でお馴染みのリットーミュージックが企画した「アコギでクラプトン」、2007年のリリース。同誌編集部がセレクトしたギタリスト・ミュージシャンによるEric Claptonのカバァー曲集。

1曲目の「CHANGE THE WORLD」から聴かせてくれる。斎藤誠のギターにしびれる。2曲目「WHITE ROOM」は力強い歌声とストロークが白眉。アナム&マキだ。ちなみにアナムは故「河島英五」の娘。3曲目は・・・と、感覚に訴えるものを、言葉で説明するのも野暮なので、ぜひ実際お耳にしていただきたいものだ。

Claptonと云えばマーチンギターである。しかし各アーティストが使っているギターはマーチンだけではなく、ギブソン、タコマ、タカミネ、ウォーターロード、テイラー、グレーベンなどなど多岐にわたっている。そんなところもこのアルバムの聴きどころのひとつだろう。
posted by 生出 at 12:48 | Comment(0) | 音楽

2014年07月29日

土用の丑の日


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今日は土用の丑の日。僕は待ちきれず昨夜、いただいてしまいました。国産うなぎを口にしたのは、実は生まれて初めての経験。中国産とどの程度、味に差があるのかわからない。同時に二つは食べられないしね。はじめ半値近くまで下がったカツオのタタキとうなぎの、どちらにするか迷った挙げ句、まぁ〜一年に一回だから・・・と少々値は張るが国産うなぎを買い物かごへすべりこませたのだった。
それにしても、タレと山椒の入った袋、手では開けづらいねぇ〜。
posted by 生出 at 08:47 | Comment(0) | 男の料理

2014年07月28日

ナポリタン


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無性に食べたかったナポリタン。「珈琲舎うつわ」でいただくナポリタンの味には遠く及ばないが、食べたい時が美味しい時だと自分に言い聞かせて、えぃ!やぁ〜!と作った次第。玉ねぎ、ベーコン、ピーマンの順に炒めパスタを投入後、カゴメのケチャップをだぁ〜っとかけ、まぜまぜして仕上げに黒胡椒をパラパラ。そうそうマーガリンも少しだけ使ったっけ。

味のメリハリがイマイチでした。
posted by 生出 at 12:52 | Comment(2) | 男の料理

2014年07月25日

Hello! WeekEnd


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山本コウタローとウィークエンドのデビューアルバム「Hello! WeekEnd」1974年11月のリリース。誰もが知っているヒット曲「岬めぐり」が収められている。コアなファンならともかく、僕が彼らの曲で知っていたのは「岬めぐり」と・・・曲名は忘れてしまったが、せいぜい2〜3曲くらいである。このアルバムの存在を知ったのも、それほど昔ではない。つい最近といったほうがいいかもしれない。懐古趣味の一環で、あの頃聴いたフォークシンガーのアルバムを探していて見つけたのだった。もちろんCDである。

さて、この「岬めぐり」はいまだにフォーク好きには外せない一曲。とくにイントロのスリーフィンガーは印象的で、思わず弾いてみたいと思ったものだった。いろんな雑誌に載っているコードも、曲をテレコでかけながら合わせてみると、どうもしっくりこない。こんなことはよくあることで、耳コピしてなんとか近い音を見つけたときはうれしかったなぁ〜。ちなみに僕的にはイントロは2弦3フレット、3弦4フレット、4弦5フレットである。合っているかどうかの補償はない(笑) 

あとこの曲を印象付けているのはリコーダー(縦笛)だろう。いまの小中学生がどうなのかわからないが、僕の時代、リコーダーは音楽で必ず吹かされたので、そういう意味でもこの曲に親近感を覚えたものだった。

では、いってみましょう、山本コウタローとウィークエンドで「岬めぐり」です。
(作詞 山上路夫 作曲 山本厚太郎)


  あなたがいつか話してくれた

  岬を僕は訪ねて来た

  二人で行くと約束したが
  
  今ではそれもかなわないこと
  
  岬めぐりのバスは走る

  窓に広がる青い海よ
 
  悲しみ深く胸に沈めたら

  この旅終えて街に帰ろう
posted by 生出 at 12:05 | Comment(0) | 音楽

2014年07月22日

オリンパスOM-10


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オリンパスOM-10を見ると反射的に頭をよぎるのが大場久美子である。宣伝のために大場久美子がイメージキャラクターに選ばれただけであって、僕はとくべつファンと云うわけではない(笑)  人気絶頂(?)だった彼女を起用したことは販売のターゲットがどこにあったのか言わずもがなである。余談だが・・・カメラのCMにアイドルが登場し始めたのはこのころではなかっただろうか?ミノルタは宮崎美子を起用していたっけ。硬派の僕としては「必要ない!」と一刀両断であった。(笑)

さて、このカメラの最大の特徴は絞り優先オート専用機であったとうことだろう。マニュアル露出をするためにはオプションのマニュアルダイヤルアダプタを購入しなければならなかった。ここらへんが中途半端なところであり、別な言い方をすれば、OM-10というカメラの本質がここにあるのだろう。購入層の大半が中高生であったわけで、彼らが使うネガカラーなら多少の露出の過不足は焼きで十分カバーできるし、それに飽き足らなくなったらマニュアルアダプタを購入し、さらにその先へ行きたければOM-1かOM-2を買いましょう、と進むべき進路が用意されていた。まぁ〜どこのメーカーでも入門機、中級機、高級機を取り揃えて、メーカー思惑通りの「よりよき購入者」として生涯をささげてもらうための戦略を立てるわけだ。

話は変わるが、当時「写大」では定期的にメーカーがキャンパスの一角でブースを開き「愛機無料点検」と称し、坊ちゃん、譲ちゃん達のカメラを診ていたっけ。ニコンやキヤノンは押すな押すなの行列。一方オリンパス、ミノルタ、ペンタックスは順番待ちをしている人を僕は見たことがなかった。ここらへんの現実は、悲しいほどはっきりしていた。

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実はOM-10に触ったのは今回がお初であった。入門機という位置づけだから華奢な作りだろうとタカをくくっていたが・・・昨今のデジカメに比べてみると、思った以上にしっかり作られている。改めて見てみると、けっこう格好いいな〜と思ったのだった。
posted by 生出 at 12:49 | Comment(2) | フィルムカメラ

2014年07月17日

厚切りベーコンと夏野菜のバター風味醤油炒め


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インゲン、ナスなどまたまたいただいてしまったので、今回作ったのが厚切りベーコンと夏野菜(インゲン、ナス、スナックエンドウ、ピーマン)の炒め物。今回はちょっと趣向を変えてみて、味付けにバター(実際はバター風味のマーガリン)を使ってみました。今回もなかなかいけました。ベーコンにはそれなりに塩分が入っているので、全体として塩っぱくならないように注意。作り方は前回の豚バラ・・・と同様ですね。
posted by 生出 at 08:37 | Comment(4) | 男の料理

2014年07月15日

8回、9回、そして10回


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何事も継続することが大切なのだな、と常日頃思っている。日々をどう生きるかはそれぞれなので、とやかくは云うまい。しかしひとつだけ云いたいのは、何かを創り続けること。ただそれだけである。単なる消費者にだけはなるまいと心がけている。千里の道も一歩から。一歩が無ければ二歩目も無い。身近に創造に携わる人が居ると、こちらも大いに刺激を受ける。

自分の創った何かが受け手の心に共鳴する。これほどうれしいものはない。

あっという間に10回の入選を果した宮森さん。いつものように淡々と創作活動にいそしんでいる。栄えある10回目の作品は以下のとおり。

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人生、雨の日ばかりではない。人それぞれの人生には季節がある。きっと宮森さんの今後の人生は穏やかながらも創作活動という緊張感を伴った時間となるだろう。雨降って地固まるである。
posted by 生出 at 12:52 | Comment(0) | M's works

2014年07月14日

「気がつけば・・・視線」


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というわけで、宮森さんの個展「気がつけば・・・視線」も会期の半分が過ぎようとしています。早いものです。まだご覧になっていない方はぜひお越し下さい。そしてさんのコーヒもぜひに。
posted by 生出 at 08:23 | Comment(0) | 写真展・絵画展など

2014年07月13日

日本風景写真協会福島支部写真展


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上記日程でJNP日本風景写真協会福島支部の写真展が開催されます。皆様お誘い合わせの上、ぜひご覧ください。


posted by 生出 at 09:16 | Comment(0) | 写真展・絵画展など

2014年07月11日

豚バラとナスとピーマンの炒め物。


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ナスとピーマンが、もうちょっとだけ残っていたので豚バラを使い簡単な炒め物をした。

やや多めの油でナスを炒める。ナスは黒い皮を下にしてから焼くといいのだとか。しんなりし始めたら豚バラを入れ、肉に火が通ったらピーマンを投入。適量の麺つゆ、砂糖、ミリンで味付けをする。皿に盛ったらゴマをパラパラ。ご飯がすすむ一品です。

バックの二品はキュウリの酢の物、玉ねぎのスライスに大根のパックサラダ、そしてシーチキンを乗せたもの。

posted by 生出 at 08:43 | Comment(2) | 男の料理

2014年07月08日

野菜カレー

 
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手元にちょっと大きめなナスとピーマンがあった。ナスの味噌炒めは先日作ったばかりだったので、さて何を作ろうかと冷蔵庫の中を物色していたらカレーのルーが出てきた。で、野菜カレーを作ることにした。

フライパンに油を注ぎナスとピーマンを炒める。ズッキーニとオクラなんかがあるとさらに彩りが増すのだが、多くは望むまい。別ナベでは普通にカレーを作り、こちらが仕上がったらナスとピーマンを入れる。

バックの二品は右が玉ねぎのスライスにシーチキン、左がレタスとトマトのサラダ。

やっぱりカレーは作りがけより、一晩おいた方がおいしいなぁ〜と思った次第です。
posted by 生出 at 08:44 | Comment(2) | 男の料理

2014年07月07日

野生の猫

 
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林道を走行中、四足の動物が横切り路肩にうずくまった。驚かさないようにエンジンを切りコンデジを向ける。はじめ狐の子供かな?と思ったのだが葉陰からのぞいた顔は猫だった。しばらくにらめっこをしていたが、やがて顔を出しゆっくりと道の真ん中を歩き始めた。

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今年5月15日に「野生の猫」の話を掲載したが、これこそまさに「野生の猫」と云っていいだろう。標高は1000メートルを軽く超えており、林道も終点に近い場所で、サルや熊が生息するところ。いちばん近い民家は小野川湖畔だから、この場所からは7〜8キロはあるだろう。仮に家猫だとしても民家から、ちょっと散歩をするような距離ではない。餌は何?寝床はどこ?冬はどうしているの?などなど疑問符が頭の上にいくつも浮かんでは消える。

ここで僕は、ふと思ったのだった。人に飼われて何不自由無く生きる猫に比べて「野生の猫」はなんて不幸なんだろう、なんてことを考えてはいけないのだ・・・と。彼の人生・・・いや猫生は、必ずしも平坦ではない。むしろ起伏がありすぎて、並の猫ではすぐに根を上げるだろう。人間も動物も満ち足りた生活を送っていると、時間の使い方が疎かになりがち。野生で生きるが故に一日を乗り越えられた喜びは、きっとひとしおだろう。その喜びは彼だけのものであって誰のものでもないのだ。
posted by 生出 at 12:58 | Comment(2) | 出逢いの妙

2014年07月02日

ニコンF2


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70年代を代表するフラッグシップ機のひとつがニコンF2だ。対極にはキヤノンF−1がいた。報道のニコン、コマーシャルのキヤノンという構図もあった。

写真はAi化する前のF2フォトミックS。NikonのKの文字の下に、装着したレンズの絞り値をファインダー内の露出計へ伝えるための爪がある。レンズ装着時には絞り環を5.6に合わせるのがお約束のひとつ目。お約束のふたつ目はレンズ装着後、絞り環を開放側へガチャ、それから最小絞り側へガチャ。この儀式を経て開放F値が露出計へ伝わるのだった。

急いでいる時に、この儀式はさすがにイライラした。とはいえ、天下のニコンのやり方にユーザーは従うのが一般的で、当局にもの申すなどと云う大胆な行動は慎むべきという雰囲気があったように記憶している(ちょっとオーバーな言い方か)。

しかし天下のニコンとはいえユーザーの声に応えるため、77年遂にレンズの開放F値を自動でカメラボディに伝える方式を採用することになった。これがいわゆるAi(Automatic Maximum Aperture Indexing)化で、ニコン党にとっては正に天下分け目の関ヶ原であった。Ai化前のボディ、レンズを「非Ai」と称し、あからさまな差別化がはかられたのだ。他社ユーザーから見れば「それって普通になっただけじゃん」ということなのだが・・・。

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さて、FからはじまったF一桁シリーズは、上の写真のように各部が本体から取り外すことができ、撮影意図に合わせたオプションを取り付けることが出来た。ファインダーだけでもアイレベル、ウエストレベル、アクションファインダー、露出計内蔵ファインダー(フォトミック、同A、同S、同Sb、同As)があった。フォーカシングスクリーンは、どのくらいあったのだろう?他にモータードライブ、250コマ/750コマ、フィルムマガジン・・・などなど、まさに至れり尽くせりの(無駄な?)システムが構築されていたのだった。

恥ずかしながらそのむかし、手元のF2を上のようにバラして「ふふふ・・・」と毎夜のごとく、ほくそ笑んでいたのは何を隠そう、この僕なのであった。
posted by 生出 at 22:22 | Comment(0) | フィルムカメラ

2014年07月01日

7月

 
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7月になりました。一年の後半が今日から始まります。学生の頃だったら次第に近づく夏休みに心が躍ったものですが、社会に出るとそれもむかし。梅雨空を仰ぎ、ついついため息が・・・。梅雨明けはいつになるのでしょう。

さて、7月は文月ですね。書道の上達を祈ったのが、命名の由来だとか。最近は筆のみならずペンを持つ習慣も少なくなりました。キーボード、もしくはスマホ、携帯のボタンを押しディスプレイに映し出された文字を確認するだけです。たまにペンを持つことがありますが、簡単な漢字も出てこず、赤面することも・・・。なんともお恥ずかしい限りです。端末の操作に長けていても、ソフト、つまり人そのものの表現能力が稚拙になってきたと感じるのは私だけでしょうか?
posted by 生出 at 12:48 | Comment(0) | M's works