2013年04月30日

再会

 
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田植えにはまだ早いこの日、僕は吸い寄せられるように彼のところへ車を走らせた。周囲の雪はすっかりなくり、徐々に緑が芽吹いていたのだった。心配をよそに彼は相も変わらず苦り切った表情で僕を迎えてくれた。こんな顔を見ていると「歓迎されているのだろうか?」とついつい不安になってしまう。でもこれが彼の精一杯の表情なので致し方ない。

今年は雪が多く、冷たい雪の下で春の日差しを心待ちにしていたに違いない。しかし彼は春を迎えた喜びよりも遥かに大きな苦悩を抱えているような表情だ。それはなんなのだろう?傍らのペットボトルは昨年最後に会った9月から別なものへと差し替えられていた。無造作に枝が突っ込まれていたが、これはどんな意味があるのか?ますます謎が深まる彼なのである。

彼は僕に心を開くどころか、ますます閉ざしてしまったようにも見える。ふと思った。彼にも名前があるはずだ、と。で、僕は彼の表情をじっくり眺め彼の名前を決めた。「さいとう」くんと呼ぶことにした。なぜならT高校の同級生のさいとうくんにそっくりだったからである。名前で呼べば彼も少しは心を開いてくれる・・・かな?
posted by 生出 at 12:50 | Comment(2) | 出逢いの妙

2013年04月29日

通行不可

 
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今日、三島町の大辺峠へ行ってきた。三島町から昭和村へ抜ける林道で、途中、三島側には志津倉山の登山口がある。高度が上がると、次第に左右の壁が高くなり、ついには雪の壁は高さ2メートルを超え、道幅は1メートルほどになってしまった。歩いて行けないことはないのだが雪崩が発生したら、それっきりである。ときおりガサガサと音がして、小さな雪の固まりが落ちてくる。そういえば十数年前、会津高田町(現会津美里町)と昭和村を結ぶ博士峠で、幅30メートル以上に渡る雪崩を目撃した。ほんのちょっとしたタイミングで難を逃れることができたのだが冷や汗ものであった。いつどこで何が起こるか、先のことは判らないが、常に最悪のことは想定して行動した方がよさそうだ。
posted by 生出 at 22:52 | Comment(0) | その他

2013年04月26日

遂に・・・

 
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今朝、遂に愛車L/C77が30万キロを突破した。ちょうどその瞬間を撮影したかったのだが、諸事情があり叶わなかった。30万キロになった瞬間、T-BELTの警告灯が点灯。これまでその瞬間を迎えたのはHILUX PICKUP(LN106)で2回、L/C73で5回、そして今回L/C77で3回目となった。この3台で合計100万キロを走ったことになる。目標はずばり77万キロを走破したいと思っている。777777キロになったら花火でも打ち上げようかと(笑)
そんなわけで春まだ浅い峠道で記念撮影をしたのだった。

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posted by 生出 at 19:16 | Comment(0) | クルマ

2013年04月25日

冷やし中華始めました。


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というわけで冷やし中華を始めました(笑) 今シーズンのお初である。いただきもののアスパラもこれでおしまい。美味しくいただきました。ブログを振り返ると、昨年4月4日に冷やし中華を食べていた。さて今シーズンはどのくらい口にすることになるだろうか?一日飛ばして、明後日にはふたたび作る予定です。お裾分け出来ないのが、とても残念です(笑)

posted by 生出 at 23:01 | Comment(0) | 男の料理

2013年04月22日

WISTA45

 
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会津若松市の桜はいまが見頃。福島市内はすでに葉桜になり、一足先に新緑の季節を迎えた。昨日の雪には驚いたが、それもあっという間に消えてしまった。さすがに次の冬まで雪が降ることもないだろう。
久しぶりに宮森さんのお店に顔を出した。以前から棚に鎮座していたシノゴのカメラが今日は何故か気になった。WISTA(ウィスタ)のシノゴである。蛇腹に目立った損傷もなく、これなら撮影に問題はないだろう。一部に経年による劣化は見られるものの、道具としての資質は十二分だ。レンズはローデンシュトック150mm /6.3。シノゴのホルダーが3個付いて、お値段、なんと29.800円。どうですか、みなさん。「ジャパネットたかた」では絶対に扱わないこの商品、この機会にぜひお手元に置かれてみてはいかがでしょう。1台のみの在庫ですので早い者勝ちです。夢にまで見たシノゴが、すぐそばまで来ました!なお分割払いは不可。返品も不可、保証もありません。これから写真を始めようとする貴兄に最適です。写真の基礎を学ぶならシノゴです。
それにしても銀塩カメラに再び春は来るのだろうか?
posted by 生出 at 22:55 | Comment(0) | 馴染みの店

2013年04月21日

ラーメン

 
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ラーメンは好きであるが、自分では作らない。でもたまたまいただいたものがあったので作ってみた。それもインスタントのラーメンである。しかしとても美味しかった。驚きの美味さだった。製品名は日新「ラ王」。袋に書いてあるコピーはダテではなかった。「まるで生麺」。看板に偽りなしである。トッピングは桃屋のメンマ、焼豚、ホウレンソウ、舞茸、ネギである。さらに味を引き立ててくれた。う〜ん、癖になるかも。
posted by 生出 at 21:45 | Comment(0) | 男の料理

2013年04月16日

風致空地


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きょう4月16日はなぎら健壱の誕生日であり、高田渡の命日でもある。そしてそんな日に発売されたなぎら健壱の新譜が「風致空地」だ。前作の「夜風に乾杯」の発表が去年9月だったから、まさに間髪入れず、である。サポートにマルチ弦楽器奏者の高田漣(高田渡の息子)が入っているのも、このアルバムに対するなぎら健壱の思い入れが感じられるというものだ。

ジャケットは昭和40年代を彷彿とさせるレトロチックなデザインだ。全11曲に共通しているキーワードは「切なさ」である。淋しさや懐かしさを酒に浸してどうにかなるものでもない。そんなことはわかってはいるけど、そうせざるをえない人間(自分)の弱さに気づいてしまった年代にはグッとくるかもしれない。

 「淋しい夜だから ー佐藤やすおに捧げるー」

 淋しい夜だから
 ひとりぶらぶらと
 あいつの居る飲み屋まで 歩いてみようかな
 でも あいつはもう 行っちゃったから
 明日を残してそう 行っちゃったから
 また 会えないよな
 今夜も また

  ・
  ・ 
  ・
 淋しい夜だから
 思い出つらつらと
 酒に溶かしてひっそり 飲み干そうかな


 「ガソリンとマッチ」

 目先のこと気にかけて
 目先のことがすべてと思い
 考えることすら今はもう忘れ
 今日の上に僕がいる
 
 昨日と今日の間に
 まだ大きな望みがあるさ
 そしてまた僕は腰を上げるだろう
 自分が嫌いになったから

 ガソリンとマッチをちょうだい
 ガソリンとマッチをちょうだい
 いそがなくちゃあわてなくちゃ
 心の火が消える
 だからガソリンとマッチをちょうだい

今夜はしんみり飲んでしまいそうな・・・。
 
posted by 生出 at 15:18 | Comment(4) | 音楽

2013年04月15日

鶏肉のガーリックバター醤油炒め


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鶏肉があった。あと長ネギとブナシメジも。で、鶏肉のガーリックバター醤油炒めを作ったのだった。下ごしらえとして鶏肉に片栗粉をまぶしておく。よく熱したフライパンに大さじ一杯の油を入れ鶏肉を炒める。火が通ったら、長ネギ、ブナシメジを加えてしんなりするまで炒める。そして・・・必殺「味の素・CookDo」の合わせ調味料を加え、炒め合わせて出来上がり。この手の調味料は入れ過ぎると塩っぱくなるので、全量は使わない方がいいみたい。味付けは「味の素」任せなので、なんだか自分で作った感じはしなかった。味は、まずまずでしたよ。
posted by 生出 at 21:33 | Comment(4) | 男の料理

2013年04月13日

komugi

 
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しばし妹の家にやっかいになっていた。久しぶりに行ってみたら犬がいた。komugiと名付けたとか。
父が転勤族だったため、子供の頃、犬や猫を飼うことは出来なかった。飼ったことがあるのはクサガメ3匹、イシガメ2匹、ミドリガメ2匹、セキセインコ3羽の、いわゆる小動物が中心であった。いつかは犬を飼いたいと思いつつも、その夢は叶わなかった。
それにしてもかわいいものである。よく年賀状や携帯の待ち受け画面に愛犬、愛猫の写真を設定する人がいる。これまでは、なんだか、ちょっとねぇ〜と思っていたのだが、そうする気持ちが初めてわかったのであった。
posted by 生出 at 22:09 | Comment(2) | その他

2013年04月11日

車窓

 
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今年になってから幾度となく東京へ行くことがあった。窓際に座り、ボーッと外を眺めるのが好きだ。すっかり暗くなり、窓には僕の顔が映っている。そんなときにきまって思い出すのが南らんぼうの「ウィスキーの小瓶」だ。

 列車の窓に僕の顔が写る

 なんてみじめな姿なんだろう

 戯れだと思っていた恋に

 打ちのめされてしまうなんて

 こうして誰もが大人になってゆく

 そんな話をどこかで聞いたっけ

 人間同士の辛い別れという劇を

 僕が演じている



 こうして誰もが大人になってゆく

 そんな話をどこかで聞いたっけ

 アー 人間同士の辛い別れという劇を

 今 僕が演じている

歌詞の内容は、ご覧のとおりで、いつかこの曲のイメージを撮ってみたいと思っていたのだが、いまひとつだったようだ。実際のところ、帰ったら夕食は何にしようかな、なんてことを考えているのだから、上手くいくはずがないのである。
posted by 生出 at 22:34 | Comment(2) | その他

2013年04月10日

磐梯山


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真っ白だった山は徐々に雪解けが進み、山肌に様々な雪型が現れてくる。県内だと吾妻小富士の雪ウサギが有名だが、磐梯山にも雪型がある。山頂直下に見える雪型が「キツネ」に見えませんか?雪ウサギのようなリアリティはないので、ややこじつけに思われるかもしれない。このキツネ、さらに雪解けが進むと尺八を吹く虚無僧に見えるのだというのだが・・・。月にはウサギがいる、というのが日本人の常識だが、国によっては「カニ」だったり「女性の顔」だったり、それこそいろいろだ。何に見えるかは、見る人の素直な感覚でいいんじゃないの、というのが僕のスタンスです。というわけで僕にはウルトラマンの第一話に登場した「宇宙怪獣ベムラー」に見えるわけです。
posted by 生出 at 15:18 | Comment(6) | その他

2013年04月08日

MATCH-BOX

 
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MATCH-BOXのマスター、松本隆氏である。伝説のロックバンド「はぴーえんど」のメンバー、松本氏と同姓同名である。この日は「だいじょうぶ」でいっぱいやってから、ふらりと立ち寄った。カウンターに5〜6人、ボックス席に4人ほどが座れる小さなスペース。店では定期的にライブをやっている。大塚まさじを初めて見たのもここだった。加川良や井上尭之のときは観客数が多かったので別会場だったが、けっこういろんな人を呼んで楽しませてくれる。主なところで三上寛、南正人、SHIBA、吉川忠英などがいる。マスター自身も唄うしギターもうまい。コミュニティFMの番組でパーソナリティーも務めている。
僕が店を選ぶ基準は、ひとりで入って気持ちよくいられるのかどうか、ということに尽きる。初めて会ったお客さんとも話が合えば盛り上がるだろうし、そうでなければ別に話す必要もない。要は気兼ねなく自由に時間を過ごせればいいのである。
posted by 生出 at 13:53 | Comment(2) | 馴染みの店

2013年04月07日

ナッシュビルチューニング

 
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過日、お話しした「ナッシュビルチューニング」チューニング用の弦がこちらです。いまさら・・・という感じですが、とりあえずアップしておきます。下の写真のとおり、各弦のボールエンドは色分けされており間違うことはない。ちゃんと説明もありますのでご心配なく。

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posted by 生出 at 11:49 | Comment(0) | アコギ

2013年04月02日

Endless Road

 
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Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)の名は、まだ一般的ではないかもしれない。アコギ弾き、とくにインストをメインに弾いているのならば、名前くらいは聞いたことはあるだろう。1955年、オーストラリア生まれのギタリスト。あのMichael Hedges(マイケル・ヘッジス)と並んで評されるほど。その腕前は、押尾コータローが「世界一のギタリスト」と云ったとか云わないとか。全19曲、どの曲も素晴らしい・・・と書いておくと、まぁ〜穏便に済むのかもしれないが、実際、僕はそう思ったのだ。僕の悪い癖なのだが、気に入った曲を見つけると、同時に楽譜を揃えてしまうのである。そしていざチャレンジする段になって、己の腕の無さ故に、マスターすることなく、中途半端なところで終わってしまう。結果として、ほとんどページを開かない楽譜が何冊も積み重なることになるのである。Tommyの楽譜は、幸いなことにまだ揃えていない。これからも揃えることはないだろう。なぜなら・・・とっても難しいのがはじめからわかっているからさ。
posted by 生出 at 20:09 | Comment(2) | 音楽