2013年01月31日

白鳥

 
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吾妻小富士を撮影した日、ついでに阿武隈川にも行ってみた。福島市中心街からも近く、多くの人たちが白鳥を見にきていた。餌付けされているせいだろう、人の姿を見るとよってくる。川岸に下りる僕の姿を見るや、さっそくこちらに進路を向ける。目がおねだりをしているのがよくわかる。野生動物が媚びちゃだめだろ〜、と思ってしまったが、これも人間が餌を与え続けたための結果である。
ぷかぷかと浮かびながら、僕のすぐそばまで来た彼らではあるが、手ぶらであることが判ると、まったく関心をしめさなくなる。ややすると白鳥達が、いっせいに川から上がりはじめた。何かと思い見てみると、ビニール袋がパンパンになるほどパンを詰めた人が来たのだった。白鳥だけでなく鴨も、カラスもスズメも、写真撮りもそちらへ移動する。
僕は、誰もいなくなった川岸でひとりたたずんでいたのだった(笑)
posted by 生出 at 08:43 | Comment(2) | その他

2013年01月28日

吾妻小富士


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今日は所用があり福島にいた(笑) 週末の荒れ模様とは打って変わって、穏やかな空が広がっている。西に目をやると、吾妻小富士が、その勇姿を見せてくれた。山が見えると、ホッとする。同じ山を見ても、人によって思いはそれぞれなんだろうなぁ〜・・・などと思いながらシャッターを押した。
斜面右側に雪ウサギの出来損ないが見える。よく見てみると子ウサギを背負っている。こんな日には、きっと山から飛び出して思う存分跳ね回りたいのだろう。
posted by 生出 at 12:54 | Comment(3) | その他

2013年01月26日

寒雀

 
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大寒の頃のスズメを寒雀(かんすずめ)という。この節の雀は脂がのって、とても美味しいのだそうだ。かなり前に居酒屋でスズメの焼き鳥を食べた事があったが、骨が多くて食べづらかった印象しか残っていない。食料事情が、いまよりも悪かった時代なら、貴重なタンパク源となったのだろうが、きょうび、スズメを採る人も、まずいないだろし、一般家庭の食卓にスズメの料理がのることもない。

今日の会津地方は、ところによっては50センチを軽く超える積雪だった(只見は90センチだったとか)。野生の生き物にとって冬はほんとうに厳しい季節だ。枝の上で丸まっているスズメの姿を見ると、ついつい餌をやりたくなってしまう。うつわのマスターは冬になると、パンの耳を彼らのためにストックしておいて、日に何度かまいている。枝の上で「早く餌をくれよ〜」と、なかばおねだりをしているスズメが20羽もいただろうか。まくやいなや、雪の上はお祭り騒ぎ。窓越しから無心に餌をついばむスズメを見るのが、うつわでの風物詩になっている。もちろん捕まえてやろう、などという下心は微塵もない。
posted by 生出 at 23:01 | Comment(2) | 出逢いの妙

2013年01月25日

きんぴらごぼう

 
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きんぴらごぼうを作った。けっこう美味しかった。胡麻を忘れてしまったのは、ちょっと残念だった。この味を毎回安定して出せるかどうかである。鶏肉は予め麺つゆに付けておいた方が良かったかもしれない。みそ汁は白菜と豆腐、シラスオロシ、あと野菜天がふたつ。全体的に塩分がやや多かったか・・・。
posted by 生出 at 22:24 | Comment(2) | 男の料理

2013年01月24日

タカダワタル的

 
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高田渡が亡くなる前年の2004年に発表された「タカダワタル的」。高田渡を追ったドキュメンタリー映画のDVDである。監督はタナダユキ。孤高のとか、伝説のとか、人間国宝とか・・・いろいろ形容詞がつけられる高田渡だが、もういないんだぁ〜と思うと、妙にシンミリしてしまう。彼の音楽人生の中で、いちばん注目されたアルバムだったかもしれない。
中津川フォークジャンボリーで「ごあいさつ」を唄う若かりし頃のシーンで始まり、そしてラストも「ごあいさつ」。「よろしく」と「さよなら」のご挨拶を意識してのことか?まさか翌年、鬼籍に入るとは、本人もスタッフも思いもしなかっただろう。

高田渡の存在は、かなり前から知っていたけれど、数枚のアルバムを手にしたのは、彼が亡くなってからだった。福島市内で写真店を開いていたS氏にギターを教えてもらったのがきっかけだった。このDVDを見ると、きまってS氏を思い出すのだ。

S氏は、かつて高田渡を師と仰ぐミュージシャン志望の青年であった。高田渡に惚れ込み、まず住処を探り当てた。次に常連の喫茶店を見つけ、そこの店員になった。その時点で大学を中退。店に来た高田渡に顔を覚えてもらうのに約一年。ようやく声をかけるタイミングを見つけ、恐る恐る声をかける。「じゃあ〜今度遊びにきたら」と。そしてついには高田渡のライブの前に、ステージに立つまでになった。ライブの会場はマンダラ2だったかどうかは聞けなかった。

数年前、S氏は写真店を閉じ、いまは福島市内の家電量販店にいるとか・・・。もう5年以上お会いしていない。

 「ブルース」
 泣くなんて ちいさなこと
 ため息つくなんて つまらないこと
 バイ バイ バイ

 なのに そのふたつの
 大きさを とりかえ とりかえして
 男も女も死んでいく
 ※この曲はDVDには収められていない。

あ〜そうなのか、と妙に実感してしまった。年を重ねると、なんだか肉体が邪魔に思える瞬間がある(笑) 高田渡は、きっと今頃自由に飛び回っているのだろう。そうだ、S氏に会いにいかなければならない。
posted by 生出 at 23:21 | Comment(2) | 音楽

2013年01月23日

コーヒー豆

 
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タイ製のザルに入ったたくさんのコーヒー豆。珈琲舎雅に置いてあった。香ばしい香りに、ついつい顔もほころぶ。

ファインダーをのぞきながら僕の頭に浮かんだのは、写真家土田ヒロミの「砂を数える」だった。高度成長期、大量消費に奔走した人々は群をなし、街を埋め尽くした。一個人ではなく、群衆をひとつの個として捉えたこの写真は、あの時代の空気感、人々の価値観を象徴的に記録している。性別、年代、仕事、生活様式、習慣などなど、異なる背景をもつ人間が、集まることによって生まれる新しい性格。群集心理なんかもそのひとつなのかもしれない。

アルキメデスは、宇宙にあるすべての砂を数えようとしたとか、しないとか・・・。宇宙にある砂粒は、きっと有限であろう。しかしその数を数える術などは、きっとない、と僕は思う。例え砂を数える公式を考え数字をはじき出しても、それはあくまでも概ねであって、確実なものではない。まぁ〜仮に砂の数を正確に数えたとして、それがいったい何になるのか、という話もある。

無限を有限なものにしようとする行為は、まさに科学をするということなのであろう。そうやって我々人類は進歩してきた。無限という言葉からイメージするのは、人の手の届かない神の領域。さらに云えば冒してはならない神の領域だろうか。人の手によって解き明かされた事実を前に、人は神を凌駕したと錯覚する。これからも僕たちは自然の恵みと脅威を交互に感じつつも、いったい何処へ行こうとしているのか。

と、下手なことを考える前に美味しい珈琲を飲んだほうがよさそうだ。
posted by 生出 at 12:55 | Comment(2) | 馴染みの店

2013年01月18日

ドライブレコーダー

 
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車を運転しない日は、年間に数日しかない。なんだかんだで毎日150キロは軽く越えてしまう。幸いなことに、これまで警察のお世話になることはなかった。ひやっとすることは多々あれど、辛うじて事故は免れてきた。これまで大丈夫だったから、これからも、と思うのが人情であるが、この先どうなるかはわからない。どんな軽微な事故であっても、そのキズが癒えるのには時間がかかる。
以前からドライブレコーダーは搭載していたのだが、電源部の故障のため新しく買い替えた。LogitecのLVR-SD100である。今日で2日目、いまのところ動作は順調のようだ。
posted by 生出 at 08:18 | Comment(2) | クルマ

2013年01月16日

Gib・・・sun?


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「うつわ」のマスターのメインギター。Gibsonのコピーと思われる。ヘッドはライターで焼かれた痕がありメーカー名が微妙に判別しづらい。一見してGibson?と勘違いしそうだが、ヘッドの形も違う。ピックガードの形状が、このギターをGibson風との印象を与えている。マスターに訊いてみると「Gibsun」だよ、との返事。通常はサウンドホールを覗くとメーカー、型式などが書かれた紙が貼られているけど、このギターには素性を特定するものがいっさいない。そこがまたいいのかもしれない。

そういえば70年代、アコギといえばマーチン、ギブソンのコピーが蔓延っていた。通販でおなじみの二光からはTomsonというブランド名のアコギがあった。アルファベットのTを限りなくGに、mをbに見えるようデザインし、遠目ではGibsonのギターだぁ〜!と思わせ、近づくとあれっ?って・・・。詐欺とは云わないまでも、商標的にどうなの?と。いま振り返えるとおおらかな時代だったんだねぇ〜で済んでしまう。

カメラにしても偽ライカが蔓延っていた時代があった。後進国は、こぞって本家の真似をし、そしていつのまにやら本家を凌ぐ商品を開発する力をつけるのである。開発途上というのは、勢いがある訳で、このギターからは、そんな昭和の息吹を多少は感じることが・・・出来るかな?
posted by 生出 at 08:29 | Comment(2) | アコギ

2013年01月12日

ただいま現像中


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雪のちらつく昼下がり、宮森さんの顔を見に行った。店の奥から宮森さんが黒い筒状のものを抱えて出てきた。この写真では判りづらいが、これは現像タンクである。35ミリのモノクロフィルムをいちどに3本現像することが出来る。ちなみにパターソン社製である。現像液はミクロファイン(富士フィルム)の1:1の希釈で22度で8分の現像時間。なんかこれを聞いただけで、とても懐かしい気持ちになった。
自分もモノクロから写真の世界に入ったので、現像が上がるまでのワクワク、ドキドキ感は、いまでも感覚として残っている。現像とは「潜像」を「現像化」するための神聖な儀式なのである。撮影したフィルムを活かすも殺すも、ネガ現次第。やり直しは、きかない。ちなみに僕が初めてフィルム現像をしたのが中学校2年の時だった。ベルト式のリール(たしかキング)で、フィルムを巻く加減が判らず、きつく巻いてしまい、現像ムラだらけの散々な結果だった。
宮森さんレベルになると、現像も余裕のよっちゃんである。この笑顔を見てほしい。軽やかに撹拌する宮森さんの指先を見ていると、きっとプリントしやすいネガになるのだろうな、と思ったのであった。
posted by 生出 at 22:21 | Comment(1) | 馴染みの店

2013年01月06日

スノーシュー

 
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冬の撮影でなくてはならないのがスノーシューである。購入したのは、たしか今世紀に入って間もなくであったように記憶している。2カ所ほどビスがとれてしまっているが、いまのところ歩くのに支障はない。酷使に堪えて、よくがんばってくれている。感謝の意を込めてレンズを向けた。
posted by 生出 at 22:30 | Comment(4) | その他

2013年01月02日

あけましておめでとうございます。

 
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皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとりまして、良き一年でありますようお祈りいたしております。
※皆様から新年早々ご挨拶を頂戴いたしましたが、ご挨拶が遅くなり失礼しています。

「うつわ」は予定どおり本日より営業を開始。裏磐梯で撮影後、ご挨拶がてら喜多方へ顔を出す。外はあいにくの吹雪。路面状況が悪かったためか、訪れる人もちょっと少なかったようだ。さっそくマスターはギターをポロンポロンと弾き始める。今年こそライブがあるのか?期待していますよ、マスター。
posted by 生出 at 21:15 | Comment(4) | 馴染みの店